WWDC前にiPhoneについてまとめてみる

まさかのWWDC前の不意打ちで、SoftBankがiPhoneを年内に発売する契約をAppleとしたことを発表したようです。

「iPhone」について | ソフトバンクモバイル株式会社

というわけで、ついでに今思いつく限りのiPhoneについての情報をまとめてみます。

快適なWEBブラウズ

iPhoneで最も嬉しいのは、おそらくSafariでのWEBブラウズでしょう。スクロールがスムーズで、ダブルタップで最適な大きさにビューを拡大してくれる機能が特にすばらしいです。携帯端末の中では、最もPCサイトのWEBブラウズが快適にできる端末だと思います。

インストール不要のWEBアプリ

iPhoneが発表されたとき、デベロッパに用意された開発環境はWEBアプリケーションだけで、多くのデベロッパが失望しました。しかし、今では結構な数のWEBアプリがリリースされているようで、iPhone向けに最も手軽に開発できる環境としての魅力があります。

Apple – Web apps

ちなみに、日本でもアプリケーションを開発している方はいますが、Jane touchという2chブラウザがなかなかよくできています。実際にiPod touchなどで閲覧するとわかりますが、WEBアプリケーションを感じさせないデザインに仕上がっています。WEBアプリケーションでも十分に開発の余地があることを教えてくれます。

Jane touch

ソフトウェアキーボードによる文字入力

気になる文字入力ですが、今のところ画面上に出てくるQWERTY配列のキーボードで、PCと同じように入力する方法が用意されています。日本語キーボードは、予測変換で対応しています。下のリンク先の記事の下の方に、文字入力について詳しく書かれています。

アイデア満載のキーボードとsafariの機能性に驚く・「iPod touch」レビュー(後編)

実際に使っている人の話では、やはりこの入力スピードには限界があり、日本の携帯電話の方が早く打てるという話を聞きます。ちなみに、iPhone OS 2.0では、携帯電話と同じ入力方式に対応するという噂があります。

Phone・iPod touch の次期ファームウェア、携帯ライクな文字入力対応へ

期待されるネイティブアプリケーション

Appleは発売当初とは一変して、ネイティブアプリケーションの開発環境であるiPhone SDKを発表しています。Beta版が今年の2月からリリースされており、ADCから入手することができます。現在はBeta6までバージョンアップしましたが、おそらく今月9日のWWDC後に正式版がリリースされることでしょう。

iPhoneアプリケーションの開発はCocoa touchフレームワークで行います。これはMac上のCocoa=Foundation+AppKitに対し、Cocoa touch=Foundation+UIKitという構成になっています。これは、アプリケーションのインターフェース部以外の部分は、Cocoaアプリケーションと全く同じものを使って開発できることを意味します。具体的には、Foundationが提供している、NSString,NSArray,NSDictionaryなどの基本データ構造から、ファイルの入出力やネットワークまで同じフレームワークを使用することができるのです。

少々残念な点は、正式なiPhoneデベロッパになるためには年間99ドルのStandard Programを購入しなければならないことです。おそらく、これがないと、iPhone実機にアプリケーションをインストールすることはできないでしょう。

Apple Developer Connection

ADCを見てもらえばわかりますが、iPhoneの開発環境は非常に充実していると思います。XcodeやInterface Builderの対応も含め、Mac上でアプリケーションの動作をデバッグできるiPhone Simulator、リファレンスやガイドも既に書かれており、すぐにアプリケーションの開発を始めることができるでしょう。これだけしっかりとした環境が用意されていると、今後たくさんのアプリケーションが開発されることを十分に期待できるでしょう。

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